くらいむのふきだまり

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#6 【音楽】大好きなバンド、04 Limited SazabysのFC限定ライブを振り返ります。

こんばんは。

 

今回は、タイトルの通り、04 Limited Sazabys(以下フォーリミ)のFC限定ライブについて振り返ろうと思います。

全日程が終わるまでは、ネタバレなどの予防として投稿しない予定でしたので、

やっとかける喜びが大きいです。

 

 

 

 

 

 フォーリミの近年のライブ活動について

 

今や、全国各地のフェスでメインステージを定位置とし、先月にはさいたまスーパーアリーナでワンマンライブ「YON EXPO」を開催するなど、今やライブハウスにとどまらず大人気のフォーリミ。ここ数年ライブハウスでワンマンツアーを回る際は、いわゆる2000~3000人規模のライブハウスの枠の中では「大きい」会場が使用されます。(代表的にはZEPP系列のライブハウスなど)

 

前触れのない告知と期待、不安

そのツアーも外れる人がいるほどの人気を持つフォーリミが突如、ライブの告知をしました。

内容は、

  • ファンクラブ「YON TOWN」の有料会員限定で抽選参加資格有り
  • 会場はクアトロ系列(渋谷・名古屋・大阪・広島)
  • リクエスト曲の受付(セットリストに組み込み)
  • チケット代:4444円
  • 終演後にプレゼントあり

という、いわゆるFC限定のライブハウスでのライブ開催でした。

フォーリミらしく4に対するこだわり(チケット代、会場選び)を感じましたし、何といってもライブ会場であるクアトロ系列のキャパは550~750と、ワンマンツアーと比べると4分の1程度の人数で行われる上に、リクエスト曲の受付による普段のライブであまり演奏されない、「レア曲」がきける可能性があるライブということで、発表告知を見た瞬間からテンションが爆上がりでした。

しかし、同時に「有料会員限定とはいえ、このライブのチケット果たして自分は当たるのか?」という大きな不安もありました。

 

結局、抽選に打ち勝ち、渋谷クアトロのライブのチケットを獲得することができたため、今回の振り返りを行えている訳なのですが、抽選結果の当落メールは怖すぎてすぐには確認することができませんでした。(笑)

 

待ちに待ったライブ当日

そして10月15日(火)

FC限定ツアー「YON TOWN tour 2019 ~町内GIG~」@渋谷クアトロが開催されました。

ツアー初日の意味と開演待ち

幸運なことに、今回のツアー4か所の会場のうち、渋谷が1番初めの会場でした。

これはすなわち、今回のツアーで何の曲をやるのかが全く分からない状態でライブを迎えることを意味します。SNSの普及で、フォーリミレベルになるとライブのセットリストの情報はライブ直後に回ることがほとんどのため、まっさらな状態でライブを迎えることができるのは非常に貴重な機会になります。

(ネタバレを嫌う意見も一定数あると思いますが、個人的にはセトリを流してくれる人は非常に感謝しています。いいライブであればあるほど、終演後に演奏順にプレイリストを作ったりする際に参考になるので。フォーリミなんかはセトリも毎回変えてくれる方なので、ツアーでは他の会場との違いを楽しむということもできるし。)

 

ましてやそれがFC限定ツアー

開演前はいつものライブより数段高めの期待を持っていました。

「1曲目は何だろう」「レア曲は何曲くらいやるんだろう」「とはいっても定番曲も多少はまぜるんだろうなあ」「始まる前から終わってほしくない」

と、いろいろなことを思いめぐらせながら開演を待ちました。

そして、暗転して開演。

 

ライブの感想(前半)

メンバーが登場した瞬間、はやくも圧縮が激しくなり寿司詰め状態に(笑)。

ちかい、少し前にさいたまスーパーアリーナで見たより全然近い!!

始まる前から鳥肌が止まらず、ライブスタート。

 

1. Remember

「あ、これ今日がちでやばいやつだ。」と悟ったのは曲が始まって数秒でした。

最近はフェスのやワンマンの最後に時間余りのおまけ(?)的な役割でちょろっと登場するようなことが多くなりつつあるRememberスタート。「何やかんやでmonolithとかかな~」なんて思っていたので、全くの想定外過ぎて完全に面食らいました。いきなりはずるい。

 

2. Any

Rememberから間髪入れず始まったのはAny。フェスでは早々やらない、そもそもワンマンでも聴けたら個人的には「今日はラッキーだった」くらいの位置づけのこの曲を早速持ってくるのか、サビ前の「let's just say It's good to be alive」が完璧にそろっていて、FC限定ライブであることを実感しました!最高。

 

3. climb

箱で聞きたい、このブログの名前にも使用してしまうほど好きな曲「climb」が三曲目に。普段なら「fiction」あたりを持ってきそうなところでこの曲を持ってきたのはフォーリミの中で決まっていたのか、この時点ではまだわからなかったけど、終演後にセトリを見返したら、今回に限っては「fiction」が来なかったのは必然だったのかもしれないと思いました。

 

4. ghost

イントロ来た瞬間うれしすぎて飛び跳ねてしまった。ghost.。SOILツアーで奇跡的に聞くことができたため、今回でライブで聴けたのは2回目でした。とはいっても、初めて聴けたSOILツアーの時は、普段のライブでの演奏率が低すぎる故か、フロアの反応がかなり薄かったのが印象的でした。そして今回。おんなじ曲とは思えないほどのフロアの心地いい荒さ、盛り上がりっぷり、思い描く理想のフロアがそこに広がっていました。「FC限定ライブ楽しすぎる。」

 

5. in out

リクエストで応募しようか迷ったレベルで好きな曲。in out。やっと聴けた。

このライブで初めて聴けた曲でした。曲のテンポ、サビの音程、ギターのリフなどが

すべて好みのこの曲。ここで披露されたということは、リクエストするファンの人が多かったことだと思うので、この調子でぜひツアーでも定番化になることを望みます!

 

6. Do it Do it

Rememberに続きsonorから登場のDo it Do itが6曲目に。GENさんが「好きにやろうぜ」といったときに、まさかDo it Do it もこのセトリに入れてくれるのか?と思った瞬間に本当にやってくれた。ありがたやー。YON EXPOでは全編英詩の曲が比較的少なかったので、このツアーのためにためてくれた曲の一つなのかなーなんて勝手に思ったり。

 

7. Touch your shape

フォーリミを知ったときから、この日まで一度もセトリで見かけたことがなかった曲。

曲が始まった瞬間、ファンの悲鳴に近い声がたくさん聞こえました。のちのMCでも

「Touch your shapeだけで5曲分くらい価値あるでしょ」と言っていたけど、その通り、下手したらそれ以上の価値があるんじゃないかと思いました。まさか箱でこの曲聴ける日が来るなんて。正直、今回のリクエストツアーで応募が多くても、この曲が演奏されることはないんじゃないのかな。などと勝手に思っていました。すみません。反省します。そして本当にありがとうございます。

 

8. Grasshopper

この時点で思ったこと「セトリ、オーバーキルですね完全に。」です。

Grasshopper。ああGrasshopper。フォーリミの曲の中で1番好きな曲に挙げる人もいる

この曲。私はベースから始まる曲を好きになる癖(へき)を持っているので、問答無用に好きな曲です。武道館のようにふいに来る感じも好きですし、今回は空気感で、「あ、これ次くるな」って感じ取れる瞬間があって、そのあとに本当にくる感じのもどっちも好きです。定番化してほしい気もしますけど、今くらいの頻度のほうがより曲としての重みが保てる気もするというジレンマがあったりなかったり。(笑)

 

企画コーナー

ここで企画コーナーがありました。「箱の中にあるものを触って当てるゲーム」で、外れたら罰ゲームをするというものでした。しかしながら、なんと全員正解してしまい、この対決はツアー4箇所トータルの成績で決めることになりました。

ビリの人は後日YONTOWN内で罰ゲームの動画が上がるみたいなので楽しみです。

 

9. Night on

こちらもSOILの登場により演奏頻度が減りつつあるNight on。振り返ってみると結構久しぶりに聴くことができた気がします。前半の8曲で体力を大量に消耗したため、しばらくの間少し下がってみることを決意しました。

 

ライブの感想(後半)

10. Lost my way

嘘です。この曲始まった瞬間前行きました。というか行ってました。イントロのギターから徐々にメンバーの音が加わっていて一気に爆発するような曲、Lost my way。大好きです。Grasshopperと同様、本当に大事な時にやる印象のこの曲もYON EXPOでは演奏されず今回の箱で演奏されたことに意味を感じました。イントロで悲鳴上がるの何回目だろうってくらい頻発していました。(笑)

 

11. mahoroba → 12. 夕凪

この2曲のつなぎ、シナジー高いですよね。mahoroba来たら絶対ないってわかっているような場面(フェスなど)でも、その次に夕凪を期待してしまう自分がいたりします。子今回はフォーリミ側も「このつなぎ聴きたいんでしょ?」といわんばかりにしっかり夕凪をやってくれる。

需要を把握したうえで本当に必要な時に確実に供給してくれる、ほかの好きなアーティストでもなかなかそうはいかないがゆえに、これができるフォーリミは本当に強いと思います。

 

13. soup

「YON EXPOにも出てきた。」というような話をしたので、「milkかhelloかな~」って思ってたら、つなぎのmovieで使用されていたsoup。たぶん今回で聴けたのは2回目。激しい曲ばかりで本当に休む暇がない暴力的なセトリの中でしみる一曲でした。ベ-スから始まる曲が好きになる癖(以下略)

 

14. Wednesday

リクエストの応募で迷ったうちの1曲。ライブの日程的に、やるとしたら翌日の名古屋公演とばかりに思っていたため、うれしい誤算でした。この曲も頻繁にやるわけではないだけに、聴けたときの喜びが大きな曲の一つです。soupといいこのWednesdayを演奏するタイミングも、終わりが少し近づいている合図をうっすらと感じて少し寂しさを含みながら聴いていました。

 

15. fog

こちらもライブで聴けたのは2回目。普段のライブでの演奏率の低さを見るに、おそらくリクエスト曲の一つなのかなと思いました。AIM収録曲は本当にどれやってもかみしめるほどにうれしい程の演奏率になりつつあるので、今回climbと並んで、きてくれたのは貴重でした。

 

16. Feel

ああ、確実に終わりに近づいている。このタイミングでのFeelは毎回哀愁のようなものを感じながら聴き入ってしまいます。今回も例外なくそうでした。特に2番のAメロの歌詞が好きすぎて、この曲はダイブにも圧縮にも加わらずにっていうのがFeelを聴くときの自分の中ではスタンダードになっています。1曲目に持ってくるのも好きですが、やっぱり終盤で聴くFeelがより響くような気がします。

 

17. Terminal

「最後の曲です」体感では30分くらいじゃないかと思うくらい畳みかけたライブの本編を締めたのは、この曲でした。再会の歌。この曲をライブで聴けることは、まだフォーリミと再会できている瞬間がここにある、ということを感じることができます。フォーリミの活動も止まらず、自分もライブのチケットをとってライブにいける環境、それは決して当たり前ではないということも思い出させてくれる、そんな曲です。

 

アンコール前に質問コーナーが行われ、いくつか答えた後に、アンコールへ。

 

18. Buster call

やっぱりこの曲は絶対に外せないですよね。大事なライブであれば特に。何回ライブで聴いても色あせることがない曲。ケガする寸前までバチバチにやる曲。もはや余計な感想はいらない曲です。絶えることのないダイバーが流れる光景が目の前にはありました。

 

19. capture

完全にBuster callで終了だと思っていたところに、「ラスト、短い曲」という言葉とともに始まったcapture。選曲サプライズ過ぎてぶちあがりすぎてしまったため、ほとんど記憶がないです。(笑)おそらくほとんどのファンが不意打ち食らったことだと思います。本当にごちそうさまでした。

 

 まとめ

1曲ごとに感想をかきましたが、全体を通してのまとめ

  • 最新アルバム「SOIL」から1曲もセットリストにいれてこない暴挙
  • アルバムの中でも、普段あまりやらない選曲を中心に演奏
  • てか、monolith swim Squall fiction 辺りをすべて外すのは伝説すぎる。
  • 期待をだいぶ高めに持っていたが、それを余裕で超えてきたライブ
  • FC限定だけあり、ファン側の各曲の盛り上がりが尋常じゃない。楽しすぎた。
  • 終演後のプレゼントがまさかのグラス。(もったいなくて使えなさそう)

 

今回のライブがとてつもなくいいものだったが故に、気が付いたら5000文字を超えていてびっくりしました。(笑)

つたない感想、しかも長くなってしまいましたが、以上が今回のFC限定のツアーに行ってきた振り返りになります。

 

ではまた。

 

PS.これからも定期的に今回のようなライブをFC限定でやっていただけたら泣いて喜びます。