#3【夏フェス】ロッキンジャパンフェスティバル2019の振り返りをしてみる【後編】
こんばんは。くらいむです。
先日書いた夏フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL2019」、ロッキンの振り返り後編
です。
前編では、dustbox、LONGMAN、キュウソネコカミの振り返りをしました。
前編はこちら。
今回は後半戦、KANA-BOONからライブの振り返りについて書いていこうと思います。
マイタイムテーブル 8/10(土)
- dustbox (LAKE STAGE)
- LONGMAN (WING TENT)
- キュウソネコカミ (GRASS STAGE) ここまで前編
- KANA-BOON (GRASS STAGE) 後編はここから
- BLUE ENCOUNT (PARK STAGE)
- UNISON SQUARE GARDEN (GRASS STAGE)
- あいみょん (GRASS STAGE)
- BUMP OF CHICKEN (GRASS STAGE)
後半戦の振り返り
4.KANA-BOON
キュウソネコカミが終わりそのままグラスステージのKANA-BOONを見ました。
キュウソ終わりに干からびたので(?)飲み物を買いに行った記憶があります。リハがはじまったと思ったら、なんと1.2.step to you。いきなりもってくるんだっていううれしさと、本編で聴きたかったという気持ちが少し入り混じりかみしめながら聞いていました。ポカリをのみながら。本編スタート。1曲目は、チャーハン。(ないものねだり)。いきなりチャーハン!?という驚きは周りも思ってたみたいで、なだれ込むように人が前に潜り込んであっという間に圧縮状態に。やはり必ず盛り上がる曲を持っているバンドは安心できます。バンド内でも少し騒ぎがあったものの、ステージ上ではみじんも感じさせないライブでした。盛者必衰→シルエット→フルドライブの流れは、みんなこういうのがほしいんでしょ?わかってるよ、といわんばかりに惜しみなくセトリに組み込んでいてフェスとしての進め方を熟知していました。最後は、アニメ「さらざんまい」のOP曲、まっさらを披露。ほかのフェスでも、一番最後はまっさらでしめていたので、メンバーにとっても自信を持ってこれで終わることができる曲なんだなあと感じました。初期のころのざらざら感を残しながら、疾走感がある、その上耳に残る曲で、今後のライブでも定番曲といわれる類に入るっていくんじゃないかなっと思いました。
5.BLUE ENCOUNT
KANA-BOONが終わり急いでPARK STAGEへ。今年から、正式にロッキンのセカンドステージはPARKということになりましたので、2番目のステージでのライブでした。実は去年のロッキンでもブルエンを見ました。その時はレイクのトリ。しかもその時のトリはサザンオールスターズという、とんでもなく難しい中のライブでした。そんな中でもガラガラになることなくお客さんを集めたブルエン。今年はどんなライブをしてくれるのだろうと思いましたが、リハからぶっとばしましたね。ネバエンをやって、そのあとになんと、KICKASS!今までライブで聴けたことがなかったので、嬉しさ爆発。この曲ベースの音大好きなんです。(いつかは本編で)
そして本編スタート。一曲目。新曲のバッドパラドックス。フェスで新曲を一発目に持ってくることはとても勇気がいるはずなのに、それを平然とやるブルエンは強いと思いました。そしてANSWERを組み込み、中盤でもっと光を演奏。この「もっと光を」はブルエンの代表曲といってもいい曲で、少し前までは、一番最後に演奏されることが多かった曲でした。それを中盤で持ってくる、もう自分たちにはほかの曲でこの後も展開できるんだぜ。といわんばかりの位置での演奏でした。代わりに、最後に演奏された曲は、アンコール。全体的に、フェスという枠にとらわれず、新しくできた曲たちも臆せずいれる「攻めた」セトリでした。そして、この日は、ライブ中に重大告知あり。という予告がありました。その告知は、9月に代々木で初のフリーライブ開催!!これからもさらに大きくなっていくであろうブルエン、この代々木からの躍進を見ていきたいと思いました。
6.UNISON SQUARE GARDEN
再びグラスへ移動して、UNISON SQUARE GARDENを見ました。(以下ユニゾン)
ユニゾンは、今までのロッキンではレイクステージのライブでした。(メンバーからグラスを断っていた可能性?)実力的にはグラスステージで演奏できるバンドであったため、今回は文字通り「満を持して」グラスへ降臨。ロッキンは20周年ですが、実はユニゾンも今年15周年。私もワンマンには行ったことはないですが、フェスを中心に今までライブを見ました。毎回終了後の感想が「演奏がうますぎ。3人組でできるライブのクオリティーを超えてる。MC少なくてずっと演奏してる。ベース(田淵さん)いまどこにいる?」です。今回のロッキンのライブ終了後も、同じ感想でした(笑)。逆にいうと、デかいステージになってもライブのスタイルが一切ぶれることのない確立したものを持っているバンドだと感じました。そんな中、本編一曲目が、Cheap Cheap Endrollだったのには完全に予想外でした。その後も、初見の人にも優しく、かつ自分たちを見に来てくれた人たちに向けても満足させるようなセトリでただひたすらに3人で演奏を続けて、時間が来て去っていきました。(MCたぶんトータルで2分くらい)。
個人的にMCはタイトで演奏をたくさんしてくれるアーティストのほうが好きですので、大満足でした!
そろそろツアーあたりでライブハウスで見に行きたいですけど、最近は特に人気でチケットが厳しいとかなんとか...。来年出演するとしたら、またグラスになるのかも注目です。
7.あいみょん
当初の予定では、ユニゾン終わりにlocofrankを見に行く予定だったのですが、想像以上に体力が限界を迎えていたので、そのままグラスステージにとどまり、あいみょんをみました。去年のステージがBUZZ STAGEでのライブで、過去最大にBUZZに人を集めたといわれたあいみょん。テントの外まで大量にいる人の写真は衝撃でした。それから一年。グラスステージのトリ前という過去に例がないレベルで「大出世」を果たしました。ライブを見るのは2度目、とはいっても前回見たときは別のフェスの深夜帯だったため、睡魔と闘いながら朦朧としていたので、実質初めてでした。正直、「疲れたし休憩がメインで音がきければいいや」くらいのいわゆる、とても軽い気持ちでいました。
結果、ただただ衝撃を受けました。ライブ終わりに、なぜ今まであんまり聴いてこなかったのだろうと強く思うほど。アコギ一本をもって登場、グラスステージは超満員。
1曲目は愛を伝えたいんだとか。淡々と演奏をこなしているのに、すぐに引き込まれました。声質と表現力も相まって、曲自体はほとんど知らないのにも関わらず、すっと耳に入っていくという体験をしました。恐るべし。あいみょん。1曲目から引き込まれてからは、もはや休憩時間のついでという気持ちは完全になくなり、あいみょんの演奏をもっと聴きたい、に変わりました。その後、テンポよく演奏をして、新曲では演奏を間違えてやり直したりと、人間らしい一面を見せながらライブが進みました。もう終わってしまうのか、もっと聴きたいという程あっという間に終わり、ライブ後にセットリストを見ました。演奏曲は9曲、マリーゴールド、君はロックを聞かないをはじめとした、今のあいみょんの持ち曲の中での「ベストアルバム」といえるような曲たちでした。曲名は知らないけど、メロディーを聴くとなんか聴いたことある曲が多くあったので、あいみょんの曲が一般的に浸透しているのだということを再認識しました。
演奏された9曲の中では、ふたりの世界のサビのメロディーが一番印象に残っています。素直にもっと深く曲を知りたいと思いました。
最終編へ・・・
トリは大本命のBUMP!!!...なんですが、文字数がまた思ったよりも多くなってしまったので、今回はこの辺で一度区切り、BUMPの振り返りだけ次回にしようと思います。前編後編で終わる予定でしたが、次回は最終編にします(笑)。
読んでくださり、ありがとうございました。
ではまた。