くらいむのふきだまり

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#7 【音楽】aurora arkのファイナルへ行ってきました。【BUMP】

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(終演後撮影可能時の写真です。)

 

今日(11月4日)は、BUMP OF CHICKENのツアー「aurora ark」へ行ってきました!!!

興奮が冷めやまないうちに文章で少しだけ残しておこうと思います。

 

全国のドーム、ライブハウスを回った今回のツアーも今日の東京ドーム公演でファイナルに。

私自身は今回のツアー、メットライフドームの埼玉公演2日目、東京ドーム2daysへ行くことができました。最初と終わりのツアーに参加してどう変わるのかなという思いを抱えて本日を迎えました。

 

結論から言うと「とんでもないファイナルになった。」でした。

 

本編全てを振り返りはしないですが、まず印象に残ったのは開演の時間。「17時開演」と言いながら10分15分押して始まるのは言ってしまえばライブのお決まりみたいなところがあります。(笑)

実際、昨日の東京ドームも15分ほど押しで始まりました。

それがファイナルの今日、5分押しで会場が暗転。その瞬間、私は「ああ、この早さで始まるのか。今日は覚悟しなければ」と思いました。

 

本編のセットリストは、基本的には埼玉の2日目と同じ曲たちでした。しかし、演奏した曲は同じなのにメンバーの気合の入り方、ギアの上げ方が何段も違いました。

大まかにまとめると、

①歌詞変えの数。参加した3公演で1番多かった。てか歌詞変え多すぎて覚えきれないレベル(SNSのリスナーさんは覚えてくれてそれを流してくれるので偉大ですね、感謝してます(笑))

 

②音程変えメロディ変えの数(フェイクと言うのかな?望遠のマーチの2番、かっこいいこと言えたらいいよなあ???の上げ方、記念撮影のラストの上げ方などなど、節々の音程変え含めたら大量。CDでは味わえないこの上げ方が好きすぎる)

 

③曲中の煽りの数。(歌詞変えに通ずるものがありますが)メンバーがリスナーに向けて届けたい思いだったり、一緒に歌ってほしい部分をいつも以上に荒めに、多めに煽ってくれました。

 

歌詞変えについては、挙げたらきりがないけど、特に印象に残ってたものをいくつか。

 

まずは、虹を待つ人の「ツアー最終日」と少しかすれ気味の声で言ってからのラスト「同じ船を見にきた」と言う歌詞変えダブルコンボには胸を打たれました。2曲目でこれをやる藤原さん、恐るべし。

実際、言葉ではファイナルと謳っていても何となくふわっとした感じで会場にはいった自分がいて、そんな中でこの言葉を2曲目に聞いた事で、はっきりと「本当にあと今日で、あと数時間でツアーが終わるんだ、大切にしなければ。」と。(序盤に言ってくれて本当にありがとうございました。大切に噛み締めることができました。)

 

望遠のマーチラストの「繰り返す今日だって今日だって叫んでる」を「繰り返す明日だって明日だって叫んでる」と、より自分たちに対して変えた歌詞もグッサグサに刺さりまくり。なんて恐ろしいんだ。

 

GOのはじめにメロフラ歌ってたし。(割愛しますが、詳しくはツイッターなどで見てみてください。)

 

真っ赤な空をみただろうか、「そんな心馬鹿正直に話す君に会いに来た(意訳)」

真っ赤な空はメットライフでもやってたんですけど、歌詞変えした上でその内容も違ってて本当にその日毎の人に向けて歌っているんだと感じました。

そんなこんなで終始凄まじい勢いで過ぎていった本編。

 

はけた後にアンコールを望む声や手拍子の後に答えてくれてアンコールへ。

1曲目、バイバイサンキュー。衝撃。

イントロ聞いた瞬間、鳥肌が止まりませんでした。天体観測をシングルとして発売されたCDのB面の曲をここでやるのかという。初めてライブに行ってから7年、初めて聴くことができました。次聴けるのはいつだろう。(笑)

 

2曲目、ガラスのブルース。やっぱりアンコールでは外せない。5万人のキャパの東京ドームに響き渡る大合唱、凄まじい声量、凄まじい幸福感。これからも何回でも聴きたいです。

 

ここで、藤原さん以外の3人は袖にはけて、藤原さんの最後のMCへ。埼玉2日目と東京1日目に行ったので、完全に「これで話し終わったらライブが終わる」流れだと思っていました。

自分に寄り添ってくれるMC逃さず聞いていると、突然「もう一曲やるか」という声が。悲鳴に似た歓声に包まれながら「バンドのかっこいいところ見せてやる」と。

すでにカッコよすぎると思いながら始まったのは、スノースマイル。今回のツアーでは1箇所もやっていなかった曲をここで出してくるとは全く想像していませんでした。ゆったりと藤原さん1人で歌い始めてから他の3人が袖からステージへ戻ってきて加わり演奏してくれました。これからの季節に向けたスノースマイル、とても、ざす!!!!でした。

 

「あー、いいもの見たなー、さすがファイナルだった!!ありがとう」と、完全に帰宅モードに入りかけた私。

そこでまさかの「もう一曲くらい」という提案が。想定外すぎて、悲鳴というかもはや怒号レベルのわき方をしてしまったなか始まったアンコール4曲目は、花の名。この曲も今回のツアーで初めて演奏された曲でした。増川さんが1番完全に忘れていたらしく、初めは、ほとんど藤原さんの声だけが満員の東京ドームを包み込んでいました。貴重な空間。この、忘れてひけなかったっていうことと演奏中の暗転がなく明るい状態でやってくれたこの花の名は、本当に急遽追加した予定調和なしのアンコールだったんじゃないかなとと思いました。

 

贅沢すぎるアンコール4曲。しかも振り返ってみると4曲全てが10年以上前の曲。完全にファイナルの名にふさわしい、こちらの期待を突き破るほど越してくれたライブでした。本当にありがとうございました。

 

原点バンドはやっぱりいつだって偉大。

ツアーは今日で終わってしまったけど、最後のMCで「また曲作るから」と言ってくれていたのでこれからも気長に待っていこうって思います。

 

それがたとえこの先すごい長い期間がかかったとしても。

 

では。